心の不調に気づいたら|うつの診断を受けてみよう

ウーマン

打たれ強さにも限度がある

医者

内面は顧みてこそ分かる

社会に出ると、数多くの苦痛に直面します。主だっているのが人間関係の軋轢です。上司とそりが合わない、仲の悪い同僚とずっと一緒など、人が絡んだ不満は解決することが困難です。人として社会で生活するには、強い忍耐力が必要になったと言えるでしょう。ただ、その忍耐力は持っている人と持ってない人とがいます。持っていれば多少のいざこざはへっちゃらでも、持っていない人にとってはとても辛い環境に置かれることになります。うつはそんな忍耐力がない人に起こりやすい病気です。とは言っても、精神がタフなら心配無用というわけではなく、そのタフさが崩れ落ちることは懸念しなければなりません。自分がうつになっていないかを判断するには、診断を受けることが有効です。うつの診断にはいろいろあります。ネットで受けられる簡易的なものは、とりあえず自分の状態を知りたいという人にはおすすめです。精神科などの病院では、さらに本格的な診断を受けられます。診断を受けるなら、この二つを併用するのが効果的です。ネットの簡易診断は、通院が必要な可能性を示唆してくれます。今の状態が分かるだけでなく、質問事項の答えから自分がどんな生き方をしてきたかを振り返ることにも役立ってくれます。病院での診断は、うつと断定することに必要です。この診断によって、自分がうつを患ったかどうかがはっきりします。二つの併用によって、精神状態の理解に信憑性が出ます。病院での診断は、医者の指導のもとで行います。聞かれる質問は、日常生活に関係することが多いです。質問の回答や生活の様子から、精神的な負担がどれくらいかかっているかを調べます。質問ごとに点数が振られており、その点数が一定数に達したらうつ病に認定するという仕組みです。うつ病の改善は、担当医とのコミュニケーションがカギです。結果を気にせずにありのままを伝えることが、その先のことを左右します。覚えておきたいのが、この診断はうつ病の可能性を表すためのものだということです。回答によっては点数が基準以下になることがありますが、そうなっても治療は行ってくれます。目の前にいる患者は苦痛を抱えており、そうだと分かっていて放置ということはありません。もしも点数が基準に満たなかった場合は、うつ以外の症状の可能性を踏まえて治療が行われることになります。言い出しにくいということもあり、精神的な問題は何かと放置しがちです。しかし、放置すれば悪化に繋がり、それこそ自分のためになりません。苦しさを感じたら、大丈夫と押し込めずにひとまず病院へ行きましょう。